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コエンザイムQ10

2005年09月10日

どこの薬局、コンビ二にいってもサプリメントが氾濫しています。ビタミン、鉄分、カルシウム、コラーゲンなど種類も量も山ほど出回っています。

診察時に色々なサプリメントを持参され、その効果についての相談を受けることも度々あります。効果のありそうなものから、無さそうなものまで色々ありますが、中でも注目度ナンバーワンはコエンザイムQ10でしょう。

コエンザイムQ10は経口摂取するサプリメントだけでなく、化粧品にまで含まれており美肌と健康増進の最新の画期的成分との印象をお持ちの方は多いと思います。しかし実は、医療現場ではかなり以前より心不全治療薬として1日量30mgの使用が認可されています。

コエンザイムQ10は薬剤成分名ユビデカレノンと呼ばれる脂に溶ける性質があるビタミン様物質であり、もともと人間の細胞内で作られている物質です。

薬理さようとして心臓の筋肉の酸素利用効率を上げる働きがあるとされていますが、医療現場では効能ははっきりしないと認識されているのが現状だと思われます。心不全に対して他の治療薬と併用すると効果がある、また高血圧の場合他の降圧剤と併用すると相乗効果を示す、ミトコンドリア脳筋症に単独投与で有効である、などいわれています。

健康食品の業界では、今のところ使用量に上限が設けられておらず1日量60mg?100mgが主流となっているようです。本来であれば医療使用量を健康食品摂取量が超えることがあってはいけないとされていますが、黙認されているのが現状です。

今のところ命にかかわるような健康被害の報告はありませんが、過量摂取により胃腸障害が出たとの報告もあり、国が使用上限を定める方向で動いています。

使用量上限設定の理由のひとつとして、水溶性のビタミンB群やCなどと異なり、コエンザイムQ10が脂に溶ける性質(脂溶性)を持つことがあげられます。脂溶性であるということは、体の細胞内に溶け込み体内に蓄積される性質を持つということです。ビタミン類は過剰摂取しても害が無いように考えがちですが、脂溶性のビタミンA、D、Kなどでは過剰症がでることが知られております。同じように脂溶性であるコエンザイムQ10で過剰症が出てもなんら不思議はありません。

サプリメントさえ摂取すれば健康になると考える極端な人がいますが何事もほどほどにしましょう。


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