はしもと診療所
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医療情報トピックス


エイズの現状

2005年11月16日

エイズ(後天性免疫不全症候群)とは、HIV(ヒト免疫不全ウイルス)がヒトの免疫担当細胞に感染し、感染を受けた免疫担当細胞が減少することで免疫系に破綻をきたした状態を指します。

HIV自体は人体に対しての毒性が弱く、感染後数年間は感染者はほぼ無症状です。そして、免疫担当細胞が減少し、免疫系が正常であれば生じる可能性の低い感染症や腫瘍を発症して初めてエイズを発症したと気づきます。無症状の期間が長く感染者本人も検査を受けないと自分が感染していることにすら気づかないという感染様式により、HIV感染は世界中に蔓延してしまいました。

一時はエイズは薬害裁判等で新聞、ニュースなどで大きく取り上げられ、またテレビドラマにもなったりして注目されていましたが、最近では取り上げられる機会がかなり少なくなっています。そうするとHIV感染者数は減少しているのかと考えがちですが、決してそうではありません。

世界的にはこれまでに約7000万人がHIVに感染し、そのうち約3000万人が亡くなっています。特にアフリカの人口の少ない国ではエイズのために国家存亡の危機に瀕しているところもあります。また最近ではインド、中国などの大国で感染者が急激に増加し問題になっています。

では日本ではどうでしょう。HIV感染者は着実に増加傾向を示し、今年の4月についに1万人を超えてしまいました。この数字ははっきりしている感染者数のみで、実際にはその2から4倍の人が感染していると考えられています。また同時にエイズの発症者も増加しています。

他の先進国でもHIV感染者数は増加していますが、強力な治療法の開発によりエイズの発症率は低下している国が多く、死亡率もかなり低下しています。ではなぜ医療先進国であるはずの日本でエイズ発症率が低下していないのでしょうか?

その最大の理由のひとつにエイズに対する社会的意識の低さがあげられます。もしかしたら自分がHIVに感染しているのでは?という危機感を持ち、検査を受ける人が少ないために、発症するまで手の打ちようがないことがエイズの発症率を押し上げてしまっています。一時は頻繁に行われていた公共広告等によるエイズに対する注意喚起の継続が望まれます。

城東区では保健福祉センター(TEL 06-6930-9882)で第2第4水曜日 9:30から11:00の間に予約なし、無料で検査を受けることが可能です。プライバシーを尊重するためにこの検査は匿名でも受けられます。もしかしたら?という人は積極的に検査を受けましょう。


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