はしもと診療所
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医療情報トピックス


インフルエンザの現状

2006年08月24日

去年の今頃は鳥インフルエンザについての報道がテレビやニュースで頻繁に報じられていました。その結果インフルエンザに対する関心が異常に高まり、ワクチンや治療薬が医療現場で不足し騒動になりました。今年はうって変わってインフルエンザに関する情報はあまり耳に入ってきません。インフルエンザを取り巻く状況はどのようになっているのでしょうか?

人から人に感染する従来のインフルエンザはほとんど冬にしか流行しないと考えられてきましたが、今年は夏になっても沖縄など一部の地域で流行が見られました。現在は目立った流行地域はなく平静を保っています。

治療に関してはまずは予防が第一でインフルエンザワクチン接種が推奨されています。ワクチンの有効率は100%ではないため、接種を受けていてもインフルエンザに罹ってしまう可能性はありますが、罹患してもワクチン接種を受けていない場合に比べると軽症で済む可能性が高くなります。

もしウイルスに感染、発症した場合は従来同様タミフルがもっとも有効な治療薬です。最近、高コレステロール血症治療薬がインフルエンザに対して有効との報告もありますが、まだ一般的に認められた治療法ではありません。タミフル内服が幻覚を引き起こす原因になるのではないかとの懸念もあり、従来からのワクチンを含めた予防が最も大切であるということに変わりが無いのが現状です。

鳥から人に感染する新型インフルエンザはアジア、アフリカ、ヨーロッパ各国で発生していることが確認されています。平成18年5月までの発症者は224人ですが、うち127人が死亡するという深刻な状況です。

今のところ新型インフルエンザウイルスは鳥から人へは感染しますが、感染者から更に他の人へという、人から人への感染は起こっていません。もし人から人への感染が成立すると大流行し大変なことになると考えられています。新型インフルエンザウイルスに対する免疫を持っている人はいないため大流行することは避けらませんし、死亡率もかなり高くなると考えられています。従来のインフルエンザと異なり有効なワクチンも無く、インフルエンザ特効薬のタミフルも新型インフルエンザに対してはどの程度効果があるのかはっきりしていません。

新型インフルエンザに対して現時点でとれる対策は予防のみと考えるべきです。患者が多発している地域に旅行することは避ける、また患者発生の報告は無くても鳥と人が濃厚に接している不衛生な地域には不用意に近づかないように心がけるなどして自己防衛を心がけましょう。

話を従来のインフルエンザに戻します。各医療機関では10月よりインフルエンザワクチン接種が開始されます。免疫力の低い高齢の方、子供さん、、電車通勤など不特定多数の人が密集する状況にさらされる方、学校に通う学生さんなどにはぜひワクチン接種をお勧めします。当診療所でも10月1日より受付を開始いたしますので、流行期に入る前に接種を済ませましょう。


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